7月5日、「子ども箏曲演奏会」が無事に終演しました。

演奏を終え、真っ先に感じたことがあります。
「子どもたちは、本当にすごい。」
本番直前のリハーサルでは、緊張から思うように弾けず、心配になる場面もありました。
「大丈夫かな。」
そんな思いが頭をよぎったのも事実です。
ところが、本番が始まると、その心配は一瞬で吹き飛びました。
子どもたちの演奏は、まるで別人のように落ち着いていました。
一音一音を大切に紡ぎ、自分たちの音楽をしっかりと届けようとする姿。
本番は、直前のリハーサルの何倍も素晴らしい演奏でした。
私は思わず、
「リハーサルの20倍は良かった。」
そう口にしました。
でも、感動したのは演奏だけではありません。
4月、「やってみたい!」という一歩から始まった挑戦。
初めて箏に触れ、難しさに戸惑い、思うように弾けず悔しい思いをした日もありました。
それでも、誰一人あきらめることなく、一歩ずつ、一歩ずつ前へ進んできました。
そのひたむきな姿は、演奏会当日だけでなく、この3か月間ずっと、周りの人の心を動かし続けていました。
そして、その思いは会場にも届いていました。
客席では、ハンカチで涙をぬぐう方の姿が何度も見られました。
演奏が終わるたびに送られる、温かく大きな拍手。
会場全体が、子どもたちの挑戦を見守り、応援してくださっていることが伝わってきました。
この演奏会は、箏の演奏会ではありません。
子どもたちが挑戦し、努力を積み重ね、成長していく姿を、目と耳、そして心で感じていただく演奏会です。
その想いが、今年もたくさんの方に届いたことを、とても嬉しく思います。




出演・挑戦した子どもたちへ。
たくさんの感動を、本当にありがとう。
あなたたちの挑戦は、きっと誰かの「やってみたい」という新しい一歩につながっています。




