先日、会主が事務局を務める「子ども食堂ハラクッチーナ」を応援するチャリティイベントが開かれました。
喜多方復興支援隊主催の「子ども食堂応援チャリティ箏曲演奏会in喜多方」です。
ここに、佳寿美会から顧問の豊岡佳子先生、舘野和佳奈先生、柳田祷ちゃん(7)、渡部Eくん(4)が協力出演してくれました。
佳寿美会では「子どもや若手が活躍できる」と謳っていますが、その目的は「お箏のお稽古や演奏会を通して子どもに成功体験を積んでもらいたいから」です。
レベルの高い曲「想い出のわらべ歌」を1人でひききり、どよめきと拍手喝采を浴びた祷ちゃん。
初舞台を踏んだEくん(4歳)は、52名を前に「さくら」を諦めずひききり大きな拍手をいただきました。
貫徹して得たもの
5月10日に「(子ども食堂に)協力するよ」と宣言したEくん。そこから7月18日本番まで、毎日お稽古を続けて見事やり遂げました。
祷ちゃんにも声をかけると自分で出演と曲目を決め、当日見事やり遂げました。
これこそが佳寿美会でお箏のお稽古や演奏を通して伝えたい事です。
自ら決めて、やり遂げた結果、二人の得たものは…
「自分はやれたんだ!」という達成感はもちろん、大人たちからの拍手、温かい視線、たくさんの誉め言葉。
一番うれしいお父さん、お母さんからの「よくやったね!」「頑張ったね!」「上手だったよ!」の誉め言葉。頭なでなでかもしれません。
社会的影響を考える
もう少ししましたらこの子どもたちが自ら決めて動いたことによって、社会的にどのようなことが起こったのかを話します。
具体的には、「子どもたちの演奏協力によって、子ども食堂に寄附金を集めることが出来た。」ということです。
そこから、子ども食堂が出来た背景なども話すようにすると、幼いころから自然な形で社会にも目が向きやすくなるのではないかと考えています。
今後もこうしてただ、ひけるようになるお稽古でなく、楽しく充実した活動が出来るようにサポートして参ります。
長所伸展
子どもが存在してくれるだけで奇跡的でありがたいことですが、その子どもが自らが大好きで続けていること、決めたことで、人の役に立つことができたと感じられたら、こんなに嬉しいことはありません。好きなこと得意なことを伸ばしていけるような教室でありたいと思います。
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