佳寿美会で箏のお稽古をするということ
佳寿美会は箏・三絃教室ですが、箏や三絃を教えるだけではありません。
箏や三絃のお稽古や演奏活動をツールとして、子どもたちに目標達成方法や達成の喜びを味わってもらうための工夫があります。技術を教えるだけの教室とは全く異なる点です。
こうしたことを中心に、佳寿美会でお箏のお稽古を始めるメリットや月謝・費用などについてもご紹介していきます。
7つのメリット
1,楽しみながら目標達成の方法を知り、喜びを味わえる
佳寿美会の会主である佳奈子先生は、箏の先生だけでなくご自身で会社や個人事業をされています。事業も入れるとその数は12。とても凄い人なのかと思いがちですが、先生は「特別なことはしていない」とお話しになります。「目標の達成方法を知ってさえいればなにしても結果は出るでしょう?」と笑いながら話します。
佳奈子先生は本来教えるのがとても苦手だそうです。そこで、子どもたちには箏や三絃のお稽古や演奏活動を通して目標達成方法を教えて、成功体験を積んでもらえる場所にしたいと考えました。
2,意外と簡単だから達成感を味わえる
楽器をひくのに、五線譜は音の高低で示してありますが、箏は糸の番号。すぐに覚えて曲を奏でることが出来ます。すぐ出来るということは、飽きるのも早いということなのかと思えば、そうではありません。一つひとつの音にこだわったり、間にこだわったり、曲の背景や歴史などから派生して文学などに触れていると、飽きることなく楽しく取り組むことが出来ます。
3,海外の方から尊重される
海外の方で日本の伝統文化に興味を持つは少なくありません。
佳奈子先生は、ドイツに派遣されていますが、その時の様子をこう語ります。「あちらでは音楽をしていると非常に尊重してもらえます。またそれが日本の伝統楽器であることを話すと、途端に、自国の文化を大切にしているのね!祖国に宜しく!などとお互いに素敵ね!と尊重しあえる関係が築けたのよ。」
自国の文化を大切に出来る人は相手国の人がその国の文化を大切にする気持ちを深く理解することが出来ます。そのため相手が相手国の文化を愛する気持ちを当然尊重できるようになります。自国の文化を良く知りもしないうちに海外に行くとどのようになるのか、海外の文化は素晴らしい!と憧れの気持ちばかりを口にするようになるため相手国からは「自国の文化を愛する気持ちが無いのか?」と不思議に思われ、同じ日本人からは「海外かぶれ」などと言われるような不自然な状態になります。
大人になってから海外の方と関わる機会も出てくると思います。そのような時に自国の文化を大切にしていることがわかれば相手国の方々とも真に充実した関係性を築くことが出来ます。
4,歳をとっても続けられる
これは他の日本伝統文化にも共通することですが、箏は高齢になっても続けることができます。手さえ動かすことができれば、問題ありません。正座ができなくても、立奏台に置いてひくことができます。歳を重ねてからも仕事以外の仲間がいて励まし合いながらできる趣味があるのは、素晴らしいことです。
5,習っている友達が少ない
音楽系の習い事といえばピアノやギター、バイオリンが多いでしょう。箏を習っているお子さんはなかなか少ないのが現状です。ですがこれを逆手に取って、実績を挙げているのが佳寿美会です。
佳寿美会はその他の教室とは考え方が全く違っており、「子ども」「未熟」「資格がない」から外に出さないではなく、「子ども」「未熟」「資格がない」からこそ場数を踏んで恥をかきながらお客様に育ててもらうことで上達するのだという顧客教育をしています。
また経営学の考え方を取り入れ、常々実績は作るものと話しているため、子どもたちの挑戦意欲は噴出していると言っていいほどです。一年も経てば演奏会には積極的に参加しますし、どんどん意欲的になっていく様子が見て取れるでしょう。
その他、年代の違う普段接することが少ない世代の方と接するなかで、視野を広げられるというメリットがあります。また、年上の方に対する丁寧な接し方も自然と身に付きます。
6,好きな曲をひくことが出来る
箏で弾くことのできる曲は古典のゆっくりしたものと思われがちですが、「クラシック」「ポップス」「童謡・唱歌」などどのような曲でも弾くことが出来ます。ピアノやギター・バイオリンなどと同じように、有名な曲をひくことが出来ます。実際に佳寿美会ではこんなお仕事も請け負っています。
- 結婚式場で箏曲ウェルカム演奏「乙女の祈り」
- 2016年より大ヒットしたアニメ曲を箏で合奏
- ご年配の方々向けに懐かしいアニメソングを箏で合奏
- 音楽葬でのクラシック・ポップス箏演奏
また、合奏曲も豊富にあるので、仲間と合奏をしたりして楽しめます。
間違ったり変な音を出すと、大笑いしてお稽古しています。
7,箏教室では何を教えているの?
箏教室で実際にどのようなお稽古を行っているのか想像つかないという方も、多いのではないでしょうか?そこで教室で行われている一般的なお稽古について簡単に紹介します。
初心者・小さい子どもの場合
まずはさくらの冒頭をひきます。次に一曲仕上げます。3~5歳程度のお子さんですと、最初の鳴らすだけのレッスンの場合もあります。
ここで重要なのは、どれだけいいところを見つけて口にするのかということ。だんだん同世代の子どもたちとお稽古して夢中になって初舞台を自分で「やりたい!」と言ってくれるようになることを目標としています。
小学生の場合
小学生以降の子どもたちになると、本格的なお稽古を始めるようになります。この時期は、理屈よりもとにかく曲数と場数を踏むこと。また発達段階においてはギャングエイジとなるので、仲間たちと合奏が出来ることに重きを置きます。この時期にバンバンお稽古をして、場数を踏んでおくことで、格段にうまくなります。
佳寿美会の場合
さぁ、ここからは佳寿美会の場合のお話しです。箏を習うといってもとてもハードルが高いようです。佳寿美会では、箏のお稽古や演奏活動を通して得られるメリットが5つあります。
- 自分で目標を決めてやり遂げる能力を高める
3ヶ月毎に目標を定めやり遂げるようにフォローして成功体験と失敗体験を味わう機会があります。 - 自分の長所や活動を社会に発信して知ってもらう能力を高めることが出来る
マイナーな楽器をしていると、発信力をつけなければなりません。どこにどんなふうに発信していけば自分自身の魅力をわかってもらえるのかをお稽古や演奏活動を通して学ぶことが出来ます。 - 自分の技術で人に感動を与えることが出来ることを知る
自分自身の努力で人を喜ばせることができる体験(成功体験)、また時には努力したはずなのに喜ばせることが出来なかった体験(失敗体験)を味わうことが出来ます。 - 挑戦すれば結果は出るということがわかる体験
「出来る」「やれる」と思って挑戦すれば必ず何かしらの結果はついてくる。良い時も悪い時もあるが、悪いところはマイナーチェンジ良いところはそのまま伸ばしていけばいいということがわかります。 - 周囲の方々へ感謝する気持ちを育む
周りに感謝出来るようになれば、お稽古は終わりを告げて、今度は培った経験を弟子に伝えて対価をいただく先生になっていくときです。折に触れて話すようにしています。
佳寿美会では、基本的なひき方はもちろん、お箏のお稽古や演奏を通して子どもたちの能力を高めるお稽古を提供します。
一般的な箏教室の費用・月謝相場
習い事を始める上で、一番気になるのが費用。箏を習うとどのくらいのお金がかかるのでしょうか?
月謝相場
箏を習う上でかかる月謝相場は5,000~10,000円程度です。習い事としては普通と言えるでしょう。
その他の費用
楽器について
箏は教室にありますが、通常は習い始めより、箏の購入を検討します。(自宅でのお稽古や演奏会出演の為)
備品について
備品「爪」や「譜本」「演奏会の費用」などは都度掛かります。
服装について
稽古時の服装は洋服で大丈夫です。しかし、発表会・演奏会の時は着物を着用する場合が多く、その時は購入かレンタルをする必要性がでてくるでしょう。
佳寿美会の場合
お箏のお稽古がすこしでも始めやすいように・続けやすいようにとの思いから以下のサービスを実施しています。
佳寿美会の月謝
その他の費用
楽器について
箏はお稽古・演奏会共に有料でレンタルを可能としているため、習い始めから箏の購入を検討する必要はありません。
備品について
備品は実費購入になります。
- 爪(初回数千円程度で購入すれば何年ももちます。)
- 譜本(数百円)
服装について
稽古時の服装は洋服で大丈夫です。
演奏会などの着物は当会会員に限り格安レンタル(相場の1/8)しているためご購入の必要はありません。どんどんサイズアウトする子どもたちのために準備したシステムですのでご活用ください。