― 研究と実務の視点から見えてくること ―
文化を長く残している人たちには共通点があります。
まず一つ目は、文化を広げる人であることです。
文化政策研究では、文化の持続には
・教育
・体験
・参加
が重要だとされています。
つまり、見る文化より体験する文化の方が強いのです。
二つ目は、文化を日常に戻す人です。
文化経済学者 David Throsby は、文化の持続には生活との接続が重要だと指摘しています。
文化が特別なものになりすぎると、人は距離を置くようになります。
三つ目は、文化を仕組みにする人です。文化は情熱だけでは続きません。
文化が続く地域には
・教育
・イベント
・団体
などの仕組みがあります。
そして最後に次の世代に渡す人です。
文化が残る最大の条件は子どもとの接点と言われています。文化を残す人は、必ず次の世代に向けて行動しています。
文化を残すためにシリーズ
①文化はお金ではないのか
― 理念だけでは文化は続かない ―
②文化を残す人の共通点 ◀今ここ
― 研究と実務の視点から見えてくること ―
③文化を残すために本当に必要な4つのこと
― 体験・継続・発表・地域という文化の循環 ―
④なぜ文化は衰退するのか
― 文化研究が示す共通する原因 ―
⑤文化を残す人が絶対にやらないこと
― 文化を衰退させる共通パターン ―
⑥日本文化が今後生き残る条件
― 文化は未来の中で育つ ―
【まとめ】文化を残すとはどういうことなのか
― 未来の中に文化が生きる環境をつくる ―


